この記事の要約
- ホームページ制作の相談は、何も決まっていない状態で大丈夫です。むしろその段階のご相談がいちばん多いです。
- 準備できると話が早いのは6つ。目的、参考サイト、予算感、今の集客方法、希望時期、原稿と写真の状況です。
- ただし全部揃っていなくても構いません。「まだ何も」でも、一緒に整理するのが制作者の仕事です。
- 相談の場で聞かれるのは、WEBの話よりあなたの商売の話です。技術的な質問はほとんどありません。
- 相談は1〜2時間が目安。その場で契約を迫られることはありません。
- 相談してから公開まで、5ページ程度で3〜4週間。オープン日が決まっているなら2ヶ月前にご相談ください。
- 相談だけで終わっても問題ありません。「今は作らないほうがいい」とお伝えすることもあります。
結論:何も決まっていない状態で相談してください
「もう少し考えがまとまってから相談します」
こうおっしゃる方が多いのですが、私はその前にご相談いただきたいと思っています。
理由は単純です。一人で考えていても、まとまらないからです。
WEBの知識がない状態で「何ページ必要か」「いくらかかるか」を考えても、判断材料がありません。結果、何ヶ月も先延ばしになります。
実際、私がご相談を受けるときにいちばん多いのは「何から始めればいいか分からない」という状態です。それが普通です。
私は札幌でWEB制作をしている個人事業者です。この記事では、相談の前に何を準備すればよいか、当日は何を聞かれるか、その後どう進むかを具体的にお伝えします。
読んでいただければ、相談へのハードルはかなり下がるはずです。
相談前に準備できると話が早い6つのこと
先にお伝えしますが、全部揃っていなくて構いません。分かる範囲で十分です。
1. 目的
もっとも大事な項目です。「何のためにサイトが必要か」を一言で考えてみてください。
- 新規のお客様を増やしたい
- 求人の応募を集めたい
- 問い合わせのたびに説明する手間を減らしたい
- 取引先から「サイトはないのか」と聞かれた
- 名刺に載せるURLが欲しい
これが決まると、必要なページも予算も自然に決まります。逆にここが曖昧だと、何を作るべきか決められません。
2. 参考にしたいサイト
「こんな雰囲気がいい」というサイトを2〜3件、URLを控えておいてください。同業でなくても構いません。
言葉で「シンプルで信頼感のある感じ」と伝えるより、実例を見せるほうが正確に伝わります。デザインの認識ずれを防ぐ、最も確実な方法です。
「ここが嫌い」という例もあると、さらに助かります。
3. 予算の目安
正確でなくて構いません。「30万円くらいまで」「まずは10万円以内で」で十分です。
予算は隠さないでください。伝えていただいたほうが、その範囲でできることを具体的にご提案できます。
相場が分からない場合は、費用相場についての記事をご覧ください。
4. 今の集客方法と、その手応え
これは意外と見落とされますが、話が具体的になる項目です。
チラシを配っている、紹介が中心、ポータルサイトに掲載している、SNSで発信している。今どうやってお客様と出会っているかを教えてください。
うまくいっている方法があれば、それをサイトでも活かせます。逆に手応えがない方法があれば、原因が見えることもあります。
5. 公開したい時期
オープン日やイベントが決まっているなら、必ず伝えてください。スケジュールの組み方が変わります。
特に急ぎの場合、ページ数を絞るなどの調整が必要になります。
6. 原稿と写真の状況
ここで金額が大きく変わります。
- 会社案内やパンフレットがある
- 営業資料がある
- 店舗や商品の写真がある
- まだ何もない
「何もない」でも問題ありません。ただし、その場合は原稿作成の費用と時間を見込む必要があります。
手元にある資料は、使えるかどうか分からなくても持ってきてください。営業で使っている紙、お客様に送っているメールの定型文、過去のSNS投稿。そこから使える材料が見つかることは多いです。
実は、準備しなくてもいいこと
逆に、準備不要なものもお伝えします。ここで悩んで相談が遅れる方が多いためです。
ページ構成を考える必要はありません
「トップ、会社概要、サービス、実績……」と考えなくて大丈夫です。これは制作者が提案する部分です。
デザインを決めておく必要はありません
色やレイアウトを考える必要はありません。参考サイトを見せていただければ十分です。ロゴの色や既存の販促物があれば、そこから全体のトーンを組み立てます。
専門用語を覚える必要はありません
「レスポンシブ」「CMS」「SEO」。こうした言葉を知らなくても問題ありません。分かる言葉で説明するのが制作者の役目です。
もし専門用語ばかりで説明する相手なら、その時点で相性を疑ってください。分からないまま進めると、公開後に「思っていたものと違う」となります。
原稿を書いておく必要はありません
相談の段階では不要です。むしろ、方向性が決まる前に書くと無駄になります。
相談当日の流れ
実際にどう進むのかをお伝えします。所要時間は1〜2時間程度です。
1. 現状をうかがう(20〜30分)
まず、あなたの商売について聞きます。
- どんな事業をされていますか
- どんなお客様が多いですか
- 今、どうやって集客していますか
- いちばん困っていることは何ですか
WEBの話はまだしません。事業を理解しないと、必要なものが分からないからです。
2. 目的を整理する(20〜30分)
サイトで何を達成したいかを一緒に考えます。
ここで「本当に必要なのはサイトではなかった」と分かることもあります。Googleビジネスプロフィールを整えるほうが先、というケースは実際にあります。
3. 必要な内容を検討する(20〜30分)
目的が決まったら、どんなページが必要かを検討します。
ここで初めて、ページ数や機能の話になります。「5ページくらいですね」「まずLP1枚で十分です」といった判断ができるようになります。
4. 費用とスケジュールの見通しを共有(10〜20分)
おおよその金額と期間をお伝えします。この場では概算です。
ご予算と合わない場合は、どこを削れるかをご相談します。
5. 次のステップを確認
正式なお見積りをお送りする日、ご検討いただく期間を確認します。
その場で契約を迫ることはありません。持ち帰って検討していただくのが前提です。
よく聞かれる質問、よく聞く質問
制作者からよく聞く質問
相談の場で私がよくうかがう内容です。事前に考えておくと、より濃い話ができます。
- お客様からよく聞かれることは何ですか……ここに載せるべき情報が隠れています
- 他社と違うところは何ですか……選ばれる理由になります
- 逆に、お断りする依頼はありますか……対象を絞る材料になります
- 過去にうまくいった販促はありますか……効く訴求のヒントです
- 理想のお客様はどんな方ですか……サイトの語り口が決まります
答えられなくても大丈夫です。一緒に考えます。
お客様からよく聞かれる質問
- 「いくらかかりますか」
- 「どのくらいの期間で完成しますか」
- 「自分で更新できますか」
- 「原稿は自分で書くのですか」
- 「作れば問い合わせは増えますか」
- 「補助金は使えますか」
最後の2つについては、正直にお答えしています。作っただけでは増えません。公開後の動きが必要です。補助金は使える場合がありますが、スケジュールが長くなります。
相談の方法と、それぞれの向き不向き
対面での相談
札幌市内であれば、直接お伺いします。カフェなどでも構いません。
向いている場合:店舗を見てほしい、複数人で相談したい、文字のやり取りが苦手。
実際の店舗や工場を見せていただくと、写真の撮り方や見せ方の提案がしやすくなります。
オンラインでの相談
ビデオ通話での打ち合わせです。移動時間が不要で、日程も合わせやすくなります。
向いている場合:忙しい、市外・道外にいる、画面を共有しながら話したい。
参考サイトを画面共有しながら話せるので、実は対面より効率的なこともあります。
メール・フォームでのやり取り
簡単な内容なら、文字だけでも進められます。
向いている場合:作りたいものが明確、質問が具体的、まず概算だけ知りたい。
ただし複雑な相談だと往復が増えるため、一度は通話したほうが早いことが多いです。
電話での相談
短時間で概要を確認したい場合に向いています。「そもそも対応してもらえる内容か」を確かめるだけなら、電話が早いです。
ただし参考サイトを見ながら話せないため、デザインの話には向きません。詳しい相談は、別途オンラインか対面で行うことになります。
相談から公開までの流れ
全体像を把握しておくと、計画が立てやすくなります。
- 相談……1〜2時間
- お見積り……3〜7日
- ご検討・ご契約……数日〜2週間
- 構成の設計……3〜5日
- 原稿・写真のご準備……数日〜数週間
- デザイン制作……1〜2週間
- 実装……1〜2週間
- 確認・修正……3〜7日
- 公開
5ページ程度で3〜4週間が目安です。ただし原稿の準備状況で大きく変わります。
オープン日が決まっているなら、2ヶ月前にはご相談ください。詳しくはスケジュールについての記事にまとめています。
相談で「良い制作者」を見分けるポイント
相談の場は、あなたが相手を見極める場でもあります。何を見るべきかをお伝えします。
1. 金額より先に目的を聞くか
これがもっとも重要です。
「何ページですか」「いくらの予算ですか」から入る相手より、「何のために作りますか」「どんなお客様に来てほしいですか」と聞く相手のほうが、良い仕事をします。
目的が分からなければ、必要なものは決められないからです。
2. 質問の量が多いか
良い制作者は、たくさん質問します。事業のこと、お客様のこと、競合のこと。
制作者が一方的に話し続ける打ち合わせは、良い兆候ではありません。提案の前に、まず理解しようとしているかを見てください。
3. 「できないこと」を言うか
何を頼んでも「できます」と答える相手には注意してください。
信頼できる相手は、範囲を正直に伝えます。「それは対応できません」「その予算では難しいです」と言える相手のほうが安全です。
4. 提案に理由があるか
「このデザインが今風なので」ではなく、「御社のお客様は50代以上が多いので、文字を大きめにします」。
提案のひとつひとつに理由を言えるか。ここに実力が出ます。
5. 公開後の話をするか
制作の話しかしない相手は、「納品したら終わり」と考えている可能性があります。
「公開後、更新はどなたがされますか」「効果はどう測りますか」。こうした質問が出るかどうかを見てください。
6. 話しやすいか
最後は感覚的な話ですが、無視できません。制作は数週間から数ヶ月続きます。
「こんなことを聞いたら失礼かな」と感じる相手は避けたほうがいいです。質問しづらいまま進むと、公開後に後悔します。
より詳しい判断基準は、制作会社の選び方にまとめています。
相談するときの注意点
相見積りは取ってください
1社だけで決める必要はありません。3社程度が適量です。
そのとき、各社に同じ条件を伝えてください。条件が違うと比較できません。
私も相見積りを前提としてお見積りしています。「相見積りは受けません」という会社があれば、そちらのほうが不自然です。
その場で決めなくて構いません
「今月中なら割引します」と急かされたら、いったん持ち帰ってください。
まともな制作者なら、検討の時間を与えます。急かす理由を考えてみてください。
断るときも連絡をください
「今回は他社にお願いすることにしました」の一言で十分です。
業界は狭く、後で別の場面で関わることもあります。丁寧に断る方は、次の機会にも相談しやすくなります。
分からないことは、その場で聞いてください
専門用語が出てきたら、遠慮なく「それはどういう意味ですか」と聞いてください。
説明できないのは、理解が浅いか、説明する気がないかのどちらかです。質問しやすい相手かどうかは、重要な判断材料です。
札幌で相談する場合
地元に相談するメリット
1. 直接会えます。1回でも対面すると、認識のずれが大きく減ります。
2. 撮影に来てもらえます。店舗や商品の写真が必要な場合、交通費がかかりません。
3. 商圏の話が通じます。「中央区と北区では客層が違う」「冬は人通りが減る」。こうした前提を説明せずに済みます。
地元にこだわらなくてよい場合
全国を対象にした商売、特殊な業界向けのサイト、専門的なシステムが必要な場合。
こうしたケースでは、その分野に詳しい制作者を全国から探すほうが合理的です。地域より専門性で選ぶ、という判断も十分にあり得ます。
相談先の探し方
- 検索する……「札幌 ホームページ制作」で探す。実績と料金が公開されているかを見てください
- 紹介してもらう……取引先や知人に聞く。実際の対応が分かるので確実です
- 商工会議所に聞く……補助金の相談とあわせて情報が得られることがあります
- クラウドソーシングで探す……費用を抑えたい場合の選択肢です
業種別・相談前に考えておくとよいこと
業種によって、話の焦点が変わります。ご自身のケースに近いものを参考にしてください。
飲食店
考えておくこと:ランチとディナーのどちらを強化したいか、テイクアウトの有無、予約の受け方。
料理写真の有無で提案が変わります。手元にある写真を持ってきていただけると話が早いです。
また、Googleビジネスプロフィールの状況も確認します。サイトより先にそちらを整えるべき場合が多いためです。
美容室・サロン
考えておくこと:予約はどこで受けているか、ポータルサイトの利用状況、スタッフ紹介を載せるか。
ポータルの手数料を減らしたい、というご相談は多いです。その場合、自社サイトからの予約導線をどう作るかが中心の話になります。
士業・コンサルタント
考えておくこと:力を入れたい業務分野、料金を公開するかどうか、経歴のどこを見せるか。
料金の公開は迷われる方が多い部分です。出したほうが問い合わせは増える傾向がありますが、方針によります。ここは相談の中心になります。
製造業・BtoB
考えておくこと:公開してよい設備・技術情報の範囲、既存の資料の有無、社内の承認体制。
公開可否の判断に時間がかかる業種です。誰の承認が必要かを事前に整理しておくと、進行がスムーズになります。
建設業・工務店
考えておくこと:施工事例の写真があるか、お施主様の掲載許諾は取れるか、対応エリア。
事例を継続的に追加できる形にするかどうかが、大きな判断ポイントになります。
個人事業・フリーランス
考えておくこと:顔や名前を出すか、実績を公開できるか、単価をどう見せるか。
個人の場合、「誰がやるのか」が選ばれる理由になります。どこまで自分を出すかは、最初に相談しておきたい点です。
相談後、見積りが届いたら見るところ
相談が終わると、お見積りが届きます。何を確認すべきかをお伝えします。
内訳が具体的か
「ホームページ制作一式」だけでは、何にいくら払うのか分かりません。
企画・設計費、デザイン費、実装費が分かれているか。原稿作成や写真撮影が含まれるか。ここを確認してください。
含まれないものが書かれているか
良い見積書には、「含まれないもの」も明記されています。
サーバー代、ドメイン代、原稿作成、写真撮影、保守費用。これらが別なのかどうかをはっきりさせてください。
修正回数の条件
「修正2回まで、以降1回◯円」という条件は珍しくありません。事前に確認しておいてください。
納品物の範囲
管理画面のアカウント、サーバーとドメインの情報。これらを引き渡してもらえるかを確認してください。
総額で比較する
複数社の見積りを比べるときは、含まれる範囲を揃えてください。
50万円に写真撮影と原稿作成が含まれ、30万円が制作のみなら、実質的には50万円のほうが安いこともあります。
相談だけで終わっても構いません
ここは強調してお伝えしたい点です。
相談したからといって、契約する必要はありません。ご相談とお見積りは無料です。情報収集の段階でのご連絡も歓迎しています。
そして、私のほうから「今は作らないほうがいいと思います」とお伝えすることもあります。
たとえば次のような場合です。
- 紹介だけで手一杯で、新規開拓の必要がない
- 事業内容がまだ固まっておらず、すぐ作り直しになりそう
- ご予算と実現したいことが釣り合わない
- サイトより先に、Googleビジネスプロフィールを整えるべき
受注のために「作りましょう」と言うのは簡単です。しかし成果が出なければ、お互いにとって不幸です。
ですから、相談の結果として「今回は見送り」という結論になっても、それは正しい判断です。
相談前によくある不安
ご相談をためらう理由は、だいたい共通しています。ひとつずつお答えします。
「知識がなくて恥ずかしい」
まったく問題ありません。むしろ知らないのが普通です。
私も税務のことは分かりませんし、飲食店の仕込みもできません。専門が違うだけです。
知らないことを恥じる必要はありません。分からないことを分からないと言える方のほうが、良いものが作れます。
「冷やかしだと思われそう」
思いません。情報収集の段階でのご相談も歓迎です。
実際、相談から半年後にご依頼いただくこともあります。すぐに決めなくて構いません。
「予算が少なくて申し訳ない」
申し訳なく思う必要はありません。予算に合わせて提案するのが仕事です。
10万円なら10万円でできることを考えます。無理に大きな提案をすることはありません。
「断りづらくなりそう」
メール1通で構いません。「今回は見送ります」で十分です。
断られることは日常です。気にする必要はまったくありません。
「何を聞かれるか分からない」
この記事の「相談当日の流れ」で書いたとおりです。聞かれるのはあなたの商売の話が中心で、技術的な質問はほとんどありません。
「時間を取られそう」
初回は1〜2時間が目安です。時間が取れない場合、まずオンラインで30分だけという形も可能です。
お店の営業中の合間に、という形で対応することもあります。
相談を有意義にするコツ
せっかくの時間を無駄にしないための工夫をお伝えします。
困っていることを、そのまま言う
「新規のお客様が減っている」「求人に応募が来ない」「値段で他社に負ける」。
整理されていなくて構いません。困りごとをそのまま話していただくのが、いちばん役に立ちます。
数字を持っていく
あれば、で構いません。月間の来客数、問い合わせ件数、平均単価。
数字があると、投資判断ができます。「1件あたり6万円の利益なら、30万円のサイトは5件で回収」といった話ができるようになります。
「嫌いなもの」も伝える
好みだけでなく、避けたいものを伝えてください。「派手すぎるのは嫌」「かたい感じにしたくない」。
否定形のほうが、認識のずれが減ります。
決定権のある方が参加する
担当者だけで進み、最後に決裁者が「これじゃない」と言う。これが起きると大きな手戻りになります。
可能であれば、最終決定者に初回から参加していただくのが理想です。
よくあるご質問
何も決まっていないのですが、相談できますか
できます。むしろその状態のご相談がいちばん多いです。
「ホームページが必要なのかも分からない」という段階でも構いません。一緒に整理するところから始めます。
相談は無料ですか
当方では無料です。お見積りまで費用はかかりません。
ただし制作会社によっては、コンサルティングとして有料の場合もあります。事前に確認してください。
しつこく営業されませんか
当方ではいたしません。お見積りをお送りした後、何度も連絡することはありません。
気になる場合は、問い合わせ時に「まず情報収集の段階です」と伝えておくと安心です。
予算が少ないのですが、相談していいですか
問題ありません。ご予算をお伝えいただければ、その範囲でできることをご提案します。
10万円なら10万円でできる最善を、5万円なら5万円でできることを考えます。無理に大きな提案をすることはありません。
相談したら、その場で契約しないといけませんか
いいえ。持ち帰ってご検討いただくのが前提です。
その場での契約を求める相手には注意してください。判断を急がせるのは、比較されたくないからかもしれません。
複数社に相談してもいいですか
もちろんです。むしろ推奨します。相見積りは当然のことだと考えています。
各社に同じ条件を伝えると、比較しやすくなります。
どんな服装で行けばいいですか
普段着で構いません。堅苦しい場ではありません。
店舗での打ち合わせなら、営業中の合間でも対応できます。
相談時間はどのくらいですか
1〜2時間が目安です。初回は事業内容をうかがう時間が必要なので、長めに見ておいてください。
時間が取れない場合は、まずオンラインで30分だけ、という形も可能です。
今あるサイトを見てもらうことはできますか
できます。むしろ現状を拝見したほうが、具体的なご提案ができます。
スマホ表示の状態、問い合わせフォームが機能しているか、検索での見え方。こうした点を確認し、作り直すべきか、部分的な修正で足りるかをお伝えします。
「直せば十分です」という結論になることもあります。全部作り直す必要はありません。
他社の見積りを見てもらえますか
拝見できます。分かりにくい項目があれば、内容をご説明します。
他社のほうが条件が良ければ、そうお伝えします。比較の材料としてお使いください。
相談の内容が外部に漏れませんか
お聞きした内容を外部に共有することはありません。
実績としてサイトを掲載する場合も、事前に許可をいただいてからです。掲載を希望されない場合は、その旨をお伝えください。
補助金についても相談できますか
できます。ただし申請代行そのものは行っていません。行政書士など専門家の領域だからです。
要件に合わせた見積書の作成や、交付決定を待ってから着手するスケジュール調整には対応しています。詳しくは補助金についての記事をご覧ください。
まとめ
要点を整理します。
ホームページ制作の相談は、何も決まっていない状態で構いません。むしろその段階からのほうが、良いものが作れます。
準備できると話が早いのは6つです。
- 目的……何のために作るのか
- 参考サイト……2〜3件のURL
- 予算の目安……隠さず伝えてください
- 公開希望時期……決まっていれば必ず
- 原稿と写真の状況……ここで金額が変わります
逆に、ページ構成やデザイン、専門用語を準備する必要はありません。それは制作者が提案する部分です。
そして、相談だけで終わっても構いません。「今は作らないほうがいい」という結論も、正しい判断です。
最後に、相談を受ける側としての本音を書きます。
私がいちばん困るのは、「相談していいのか分からず、何ヶ月も迷っている」という状態です。
相談は無料ですし、断っていただいても構いません。失うものは1〜2時間だけです。その1〜2時間で、進むべき方向が見えることは多いと思っています。
札幌でホームページ制作をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。「まだ何も決まっていません」というご連絡で十分です。ご相談とお見積りは無料、1営業日以内にご返信します。
相談のタイミング
いつ相談すべきか。目安をお伝えします。
今すぐ相談したほうがよい場合
- オープン日が3ヶ月以内に決まっている……準備期間を考えると、今が最後のタイミングです
- 広告を出す予定がある……着地するページがないと広告費が無駄になります
- 採用を始める……応募者は必ず会社名を検索します
- 今のサイトのフォームが動いていない……問い合わせを取りこぼしています
- 補助金を使いたい……申請から入金まで1年近くかかります
急がなくてよい場合
- 事業内容がまだ固まっていない
- 紹介だけで手一杯で、新規開拓の必要がない
- 今の繁忙期が終わるまで対応する余裕がない
この場合でも、情報収集としての相談は早めがおすすめです。相場感やスケジュール感が分かるだけで、後の判断が楽になります。
季節による混み具合
一般的に、年度末の1〜3月と年末の11〜12月は混み合います。補助金の締切前も同様です。
この時期に公開したい場合は、さらに前倒しでご相談ください。逆に閑散期なら、スケジュールに余裕を持って進められます。
この記事の情報について
本記事は2026年8月時点の情報をもとに執筆しています。
記載の流れや所要時間は、当方でご相談を受ける場合の一般的な進め方です。制作会社によって進め方は異なりますので、相談先に直接ご確認ください。相談が有料の場合もあります。
筆者は札幌でWEB制作を行う個人事業者です。立場に偏りがあることを前提に、判断材料のひとつとしてお読みください。