ホームページ制作はWordPressでいい?現役制作者が良い面も悪い面も正直に書きます

制作はWordPressでいい?

この記事の要約

  • 中小企業や個人事業のホームページなら、WordPressが第一候補です。私も自社サイトを含め、ほぼすべてWordPressで制作しています。
  • 理由は3つ。自分で更新できる、他社に引き継げる、記事を書けば検索から集客できる。この3つが揃っているツールは他にありません。
  • 世界のWebサイトの4割以上がWordPressです。情報が多く、困ったときに調べられます。
  • デメリットもあります。更新作業が必要で、放置すると危険です。ここを理解せずに使うと後で困ります。
  • 費用は、自作なら年間1万円前後。依頼するなら15万〜60万円が目安です。
  • 私が運営する防災メディアもWordPressです。公開4ヶ月で527記事・月間40,000PVまで伸ばせています。
  • 「オリジナルテーマ」を高額で提案されたら、いったん立ち止まってください。既存テーマで十分なことがほとんどです。
目次

結論:迷ったらWordPressで問題ありません

「ホームページはWordPressで作るべきですか」

よくいただくご質問です。私の答えははっきりしています。

中小企業や個人事業のサイトなら、WordPressが第一候補です。

理由は3つあります。

1つ目。自分で更新できます。お知らせやブログを、専門知識なしで追加できます。ちょっとした修正のたびに制作会社へ依頼する必要がありません。

2つ目。他社に引き継げます。一般的な仕組みなので、制作者が変わっても続けられます。囲い込まれる心配がありません。

3つ目。記事を書けば検索から人が来ます。もともとブログのシステムとして生まれた経緯があり、記事の発信に向いています。

私は札幌でWEB制作をしている個人事業者です。お客様のサイトも、自社サイトも、自社で運営している防災メディアも、すべてWordPressで作っています。

その防災メディアは、公開から約4ヶ月で527記事、月間40,000PVまで伸びました。WordPressで何ができるのかを、自分で試したうえでお伝えしています。

この記事では、WordPressの実際のところを、良い面も悪い面も含めて説明します。

そもそもWordPressとは何か

ひとことで言うと、ホームページを作って管理するためのソフトです。無料で使えます。

専門的には「CMS」と呼ばれます。Contents Management Systemの略で、「内容を管理する仕組み」という意味です。

何がすごいのか

従来、ホームページを更新するには、コードを書き換えて、ファイルをサーバーにアップロードする必要がありました。専門家でなければ触れませんでした。

WordPressは、これをブログの投稿画面のような操作に変えました。文章を打ち込んで、写真を選んで、公開ボタンを押す。それだけです。

この手軽さが世界中に広まり、今では全Webサイトの4割以上がWordPressで動いています。

2つのWordPressがあります

ここは多くの方が混乱する部分なので、先に整理します。

WordPress.org……本来のWordPressです。自分でサーバーを借りて設置します。制限がなく、何でもできます。この記事で説明しているのはこちらです。

WordPress.com……WordPressを使った有料サービスです。サーバーの用意が不要な代わりに、無料プランでは広告が表示され、機能も制限されます。

ビジネスで使うなら、WordPress.org(自分でサーバーを借りる方式)を選んでください。名前が似ているので注意が必要です。

WordPressのメリット

1. 更新が自分でできる

いちばん大きな利点です。

「年末年始の営業時間を変えたい」「新しいメニューを追加したい」。こうした修正を、その日のうちに自分でできます。

制作会社に依頼すると、1回あたり数千円から1万円ほどかかることがあります。年に10回更新すれば、それだけで数万円の差になります。

2. 他社に引き継げる

これは軽視されがちですが、非常に重要です。

制作会社が独自に作ったシステムだと、他社では触れません。「担当者と合わなくなった」「対応が遅くなった」となっても、乗り換えられなくなります。

WordPressなら、どの制作会社でも引き継げます。これは将来の自由を守るということです。

3. 記事の発信に強い

ブログ機能が標準で備わっています。カテゴリ分け、タグ付け、関連記事の表示。こうした仕組みが最初から使えます。

私の防災メディアで527記事を扱えているのも、この土台があるからです。記事が増えるほど整理が難しくなりますが、WordPressなら管理できます。

4. できることの幅が広い

「プラグイン」という追加機能が数万種類あります。

  • お問い合わせフォームを設置する
  • 予約を受け付ける
  • 商品を販売する
  • 会員制のページを作る
  • 多言語対応にする

後から必要になっても、たいてい対応できます。最初は小さく作って、あとから育てられるのが強みです。

5. 情報が多い

シェアが大きいということは、困ったときに調べれば答えが見つかるということです。

「WordPress ◯◯ できない」で検索すれば、たいてい解決策が出てきます。マイナーなツールではこうはいきません。

6. AI検索の時代にも対応しやすい

最近はGoogleのAIによる要約や、生成AIによる検索が広がっています。こうしたAIは、どこかのサイトを読んで回答を作っています。

参照先に選ばれるには、情報が構造的に整理されている必要があります。見出しが正しく設定され、よくある質問が質問と答えの形になっている。こうした状態をWordPressなら作りやすいです。

プラグインを使えば、検索エンジンやAIが理解しやすい形式の情報を、自動で出力することもできます。詳しくはAI時代のSEOについての記事で解説しています。

7. 費用が抑えられる

WordPress自体は無料です。かかるのはサーバー代とドメイン代で、年間1万円前後です。

月額制のサービスだと、5年で数十万円になることもあります。長く使うほど差が開きます。

WordPressのデメリット

良いことばかりではありません。正直に書きます。

1. 更新作業が必要

WordPress本体、テーマ、プラグイン。これらは定期的に更新されます。放置すると、セキュリティ上の弱点が残ります。

実際、古いまま放置されたサイトが改ざんされる事例は少なくありません。

対策:月に1回程度、管理画面を開いて更新ボタンを押す習慣をつけてください。それが難しければ、保守を依頼することを検討してください。月額5,000円前後から対応している制作者は多いです。

2. 最初の設置がやや難しい

サーバー契約、ドメイン設定、WordPressの設置。ここでつまずく方が多いです。

対策:ほとんどのレンタルサーバーに「WordPress簡単インストール」機能があります。これを使えば数クリックで終わります。

3. 表示が遅くなりやすい

プラグインを入れすぎたり、大きな画像をそのまま貼ったりすると、重くなります。

対策:プラグインは必要最小限に。画像は横幅1,200ピクセル程度に縮小してから使ってください。キャッシュのプラグインを入れるのも有効です。

4. 攻撃の対象になりやすい

シェアが大きいぶん、狙われやすいという側面があります。

対策:ログイン用のIDを「admin」にしない、パスワードを複雑にする、ログイン保護のプラグインを入れる。この3つで大半は防げます。

5. 何でもできるぶん、迷いやすい

テーマは数千種類、プラグインは数万種類。選択肢が多すぎて決められない、という状態になりがちです。

対策:定番を選んでください。迷う時間のほうがもったいないです。

他の選択肢との比較

項目 WordPress Wix・ペライチ STUDIO 独自開発
初期費用 0円〜 0円〜 0円〜 100万円〜
月額 1,000円前後 1,000〜3,000円 1,000円台〜 サーバー代
更新のしやすさ やさしい とてもやさしい やさしい 作り次第
他社への引き継ぎ できる できない 難しい 難しい
記事の発信 得意 やや不得意 普通 作り次第
拡張性 高い 限定的 限定的 自由
保守の手間 あり ほぼなし ほぼなし あり

Wix・ペライチが向く場合

1ページだけ、短期間だけ、とにかく早く公開したい。こうした場合は有効です。保守も不要です。

ただしサービスをやめるとサイトも消えます。他社への引っ越しもできません。長く使うつもりなら、この点を理解しておいてください。

STUDIOが向く場合

デザインにこだわりたい方に向いています。日本製で情報も豊富です。

ただし記事を大量に発信する用途には、WordPressのほうが適しています。

独自開発が必要な場合

特殊な業務システムと連携する、大規模なサービスを作る。こうした場合です。

通常のホームページで独自開発が必要になることは、まずありません。提案されたら、なぜ必要なのかを必ず確認してください。

テーマの選び方

「テーマ」とは、デザインの雛形のことです。ここの選択で、その後の作業量が大きく変わります。

無料テーマ

費用はかかりませんが、細かい調整に手間がかかることがあります。日本語の解説が少ないものも多いです。

予算がまったくない場合の選択肢としては有効です。

有料テーマ(1万〜2万円)

私はこちらをおすすめしています。

理由は3つです。日本語の解説が充実している。デザインが整っている。表示速度が最適化されている。

1万円台の投資で、10時間以上の作業時間が節約できます。結果的に安く済みます。

当サイトも、自社の防災メディアも、有料テーマを使っています。

オリジナルテーマ(10万円〜)

ゼロからデザインを作る方式です。

ここで正直にお伝えします。中小企業や個人事業のサイトで、オリジナルテーマが必要なことはほとんどありません。

「オリジナルデザインなので30万円追加です」と提案されたら、いったん立ち止まってください。既存テーマをカスタマイズすれば、見た目はいくらでも変えられます。

もちろん、ブランドイメージを厳密に作り込む必要がある場合は別です。しかしその判断は、費用対効果を踏まえてからで構いません。

最低限入れておきたいプラグイン

数万種類ありますが、必要なものは限られます。

  • お問い合わせフォーム……問い合わせを受け取るために必須です
  • SEO設定……検索結果に出る文章を設定できます
  • バックアップ……万一に備えて。事故が起きてからでは遅いです
  • セキュリティ・ログイン保護……不正ログインを防ぎます
  • キャッシュ(表示高速化)……表示速度が改善します
  • XMLサイトマップ……検索エンジンにページを知らせます

この6種類があれば、まず問題ありません。「便利そう」で20個も30個も入れるのは避けてください。重くなり、不具合の原因にもなります。

費用の目安

自分で作る場合

  • サーバー代……年間6,000〜15,000円
  • ドメイン代……年間1,000〜5,000円
  • 有料テーマ……1万〜2万円(買い切り)

初年度で3万円前後、翌年からは年間1万円程度です。

ただし、時間はかかります。未経験の方が5ページのサイトを作ると、40〜80時間が目安です。

依頼する場合

  • LP1ページ……5万〜30万円
  • 5ページ程度のサイト……15万〜80万円
  • 10〜20ページ……50万〜200万円

これに、年間1万円前後の維持費が加わります。

補助金が使えます

小規模事業者持続化補助金の「ウェブサイト関連費」を使うと、補助率3分の2・上限30万円の補助が受けられます。

45万円のサイトなら、実質のご負担は15万円です。詳しくは補助金についての記事をご覧ください。

自社メディアをWordPressで運営して分かったこと

ここからは、私が実際に運営している防災メディアでの経験を書きます。

2026年4月に公開し、約4ヶ月で527記事、月間40,000PVまで伸びました。すべてWordPressです。この過程で分かったことをお伝えします。

記事が増えると、設計の差が出ます

記事が50本くらいまでは、どう作っても大差ありません。問題は200本を超えたあたりです。

カテゴリの分け方が曖昧だと、読者が目的の記事にたどり着けなくなります。書いた本人ですら探せなくなります。

私の場合、防災という大枠の下に、防災アイテム、非常食、地震、洪水、台風といった形で分類しました。「読者がどう探すか」を基準に分けることがコツです。書き手の都合で分けると失敗します。

内部リンクが効きます

記事同士をつなぐリンクです。地味ですが効果があります。

関連する記事へ誘導することで、1人が読む記事数が増えます。検索エンジンにも「このサイトは体系的に情報を持っている」と伝わります。

WordPressなら、関連記事の自動表示機能を持つテーマも多く、手間をかけずに実装できます。

更新の継続がいちばん難しい

技術的な問題より、書き続けることのほうが難しいというのが正直な実感です。

最初の10本は勢いで書けます。しかし50本を超えると、ネタが尽きた気になります。

私が続けられたのは、読者が実際に検索している言葉を調べてから書くようにしたからです。思いつきで書くと止まりますが、需要から逆算すれば書くことは無限にあります。

表示速度は意識する必要があります

記事数が増え、画像も増えると、確実に重くなります。

対策として、画像の圧縮、キャッシュの導入、不要なプラグインの削除を行いました。特に画像の扱いは効果が大きいです。

お客様に提案していることを、自分で試せます

これが最大の収穫でした。

「カテゴリ設計が大事です」「内部リンクを張りましょう」と口で言うのは簡単です。しかし自分でやってみないと、どこが大変かは分かりません。

実際にやってみると、想像以上に手間がかかる作業と、意外に簡単な作業がはっきりします。その感覚があると、お客様へのご説明も具体的になります。

WordPressで作る、公開までの流れ

依頼した場合、どう進むのかを説明します。

1. ヒアリング(1〜2時間)

目的、対象、必要なページ、公開希望時期をうかがいます。この段階が全体の質を決めます。

2. 構成の設計(3〜5日)

どんなページを作り、どう並べるかを決めます。訪問者がどう動くかを想定して設計します。

3. デザインの作成(1〜2週間)

トップページから作ります。ご確認いただき、方向性を決めてから下層ページへ進みます。

4. WordPressへの実装(1〜2週間)

実際に動くサイトにしていきます。スマホ表示の調整もここで行います。

5. 原稿・写真の反映

文章と写真を入れていきます。ここが遅れると全体が遅れます。早めのご準備をお願いしています。

6. 確認・修正(3〜5日)

実際の画面をご覧いただき、修正します。

7. 公開・引き渡し

公開後、管理画面の操作方法をご説明します。ご自身で更新できる状態でお渡しするのが基本です。

5ページ程度なら、全体で3〜4週間が目安です。

制作を依頼するときの確認事項

WordPressで作ってもらう場合、次の点を確認してください。

1. サーバーとドメインは誰の名義か

必ずご自身の名義にしてください。制作会社名義だと、乗り換えのときに大きな障害になります。

2. 管理画面のIDとパスワードをもらえるか

管理者権限のアカウントを渡してもらってください。渡さない制作会社は、囲い込みを意図している可能性があります。

3. どのテーマを使うか

既存テーマなのか、オリジナルなのか。オリジナルの場合、その必要性を説明してもらってください。

4. 自分で更新できる形になっているか

「更新は弊社にご依頼ください」という作りになっていないか確認してください。WordPressの利点を消してしまっています。

5. 納品後のサポート範囲

不具合が出たときの対応、保守契約の有無と内容を確認してください。

WordPressにまつわる、よくある誤解

ご相談の中で繰り返し聞く誤解を、いくつか解いておきます。

誤解1:WordPressは古い技術だ

生まれたのは2003年なので、確かに歴史はあります。しかし中身は継続的に更新されています。

ここ数年でも、編集画面が大きく刷新され、ブロックを積み上げる形で直感的に作れるようになりました。「古いから避ける」という判断は、実態に合っていません。

誤解2:ブログにしか使えない

もともとブログ用として始まった経緯はあります。しかし今は企業サイト、店舗サイト、ECサイト、会員サイトまで幅広く使われています。

大手企業のコーポレートサイトにも採用例が多くあります。

誤解3:デザインがテンプレート臭くなる

テーマをそのまま使えば、確かに似た見た目になります。

しかし色、写真、文字の組み方、余白を変えれば、印象はまったく変わります。同じテーマを使った2つのサイトが別物に見えることは普通にあります。

むしろ気にすべきは、見た目の重複ではなく書かれている内容が他社と同じになっていないかです。

誤解4:SEOに強い・弱い

「WordPressはSEOに強い」と言われることがあります。半分正しく、半分誤りです。

正しいのは、SEOに必要な設定をしやすい構造になっているという点です。誤りは、使うだけで順位が上がると考えることです。

順位を決めるのは中身です。ツールが順位を上げてくれるわけではありません。

誤解5:一度作れば、ずっとそのまま使える

これはWordPressに限りませんが、作ったまま放置されたサイトは価値が下がっていきます。

情報が古くなり、デザインも時代に合わなくなります。デザインの寿命はおおむね3〜5年です。ただし中身を更新し続けていれば、寿命は延びます。

WordPressが向く業種・向かない場合

向いている

  • 士業・コンサルタント……専門記事を発信して信頼を積み上げられます
  • 工務店・建設業……施工事例を自分で追加していけます
  • 飲食店・美容室……メニュー変更やお知らせを自分で更新できます
  • 製造業……製品情報や技術資料を蓄積できます
  • 教室・スクール……講座情報の追加が容易です
  • メディア運営……記事が増えても管理できます

他の選択肢を検討したほうがよい場合

  • 1ページだけで、更新もしない……ペライチ等のほうが手軽です
  • 本格的なECを運営する……ShopifyやBASEのほうが決済や在庫管理が楽です
  • 保守の手間を一切かけたくない……月額サービスのほうが向きます

よくあるご質問

WordPressは無料と聞きましたが、本当に0円ですか

ソフト自体は無料です。ただし、サーバー代とドメイン代がかかります。年間1万円前後とお考えください。

プログラミングの知識は必要ですか

基本的な運用には必要ありません。文章を書いて、写真を入れて、公開ボタンを押す。この操作ができれば十分です。

細かいデザイン調整をしたい場合はCSSの知識があると便利ですが、必須ではありません。

WordPressは重いと聞きました

使い方次第です。プラグインを入れすぎたり、大きな画像をそのまま使ったりすると重くなります。

逆に、適切に設定すれば十分に速く動きます。「WordPressだから遅い」わけではありません。

セキュリティが心配です

正しく管理していれば、過度に心配する必要はありません。

重要なのは3つです。定期的に更新する、パスワードを複雑にする、ログイン保護を設定する。これで大半のリスクは避けられます。

不安な場合は、保守を依頼することも検討してください。

ブログを書かなくても使えますか

使えます。ブログ機能を使わず、固定ページだけで構成することも可能です。

ただし、記事を書けるのはWordPressの大きな利点です。月1本でも書けるなら、検索からの流入が期待できます。

今使っているサイトをWordPressに移せますか

移せる場合が多いです。ただし、元のサイトの作り方によります。

WixやJimdoなど、外部からの編集ができないサービスの場合は、実質的に作り直しになります。事前に現状を確認する必要があります。

スマホ対応は自動でされますか

最近のテーマなら、ほぼ自動で対応します。ただし細かい調整は必要です。公開前に必ずスマホで確認してください。

制作会社が独自のシステムを勧めてきます

理由を確認してください。合理的な説明があれば問題ありません。

ただし「独自システムなので他社では触れません」という状態は、お客様にとって不利です。解約したらサイトが消える契約になっていないかも確認してください。

サーバーはどこを選べばいいですか

国内の主要なレンタルサーバーであれば、どこでも大きな差はありません。月額1,000円前後のプランで十分です。

選ぶ基準は3つです。WordPress簡単インストールがあるか、無料SSLが使えるか、自動バックアップがあるか。この3つが揃っていれば問題ありません。

更新作業は具体的に何をするのですか

管理画面を開くと「更新があります」と表示されます。クリックして更新するだけです。数分で終わります。

ただし、まれに更新後に表示が崩れることがあります。そのため更新前にバックアップを取る習慣をつけてください。バックアップ用のプラグインを入れておけば自動化できます。

複数人で管理できますか

できます。ユーザーを追加し、権限を分けられます。

「記事は書けるが設定は変更できない」といった細かい制御も可能です。スタッフの方に更新を任せる場合に便利です。

結局、素人でも運用できますか

できます。実際、多くの個人事業主の方が自分で運用されています。

ただし更新作業だけは忘れないでください。これができないと、いずれ問題が起きます。難しければ保守を依頼してください。

まとめ

要点を整理します。

中小企業・個人事業のホームページなら、WordPressが第一候補です。

選ぶ理由は3つです。

  • 自分で更新できる……修正のたびに外注する必要がありません
  • 他社に引き継げる……囲い込まれず、将来の選択肢が残ります
  • 記事で集客できる……検索からの流入が積み上がります

一方で、注意点もあります。

  • 定期的な更新作業が必要です。放置は危険です
  • プラグインの入れすぎは重さと不具合の原因になります
  • オリジナルテーマは、多くの場合そこまで必要ありません

最後に、制作者としての本音を書きます。

私がWordPressをすすめる最大の理由は、お客様が私から離れられるからです。

独自のシステムで作れば、ずっと私に頼らざるを得なくなります。それは売上としては安定するかもしれません。しかし、選ばれ続ける理由が「乗り換えられないから」になるのは、健全ではないと考えています。

いつでも他社に移れる状態にしたうえで、それでも選んでいただける。そういう仕事をしたいと思っています。

札幌でWordPressでのホームページ制作をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。自社メディアでの運営経験も踏まえて、必要なものと不要なものを正直にお伝えします。ご相談とお見積りは無料です。

札幌でWordPress制作を依頼するなら

地域で制作者を探す場合の視点を、いくつかお伝えします。

近さより、公開後の関係を見てください

WordPressは全国どこからでも制作できます。ですから「近いから」だけで選ぶ必要はありません。

ただし直接会って相談できることには価値があります。特に写真撮影が必要な場合や、業種の理解が必要な場合です。札幌の商圏や気候を前提に話が通じるのは、地元の制作者ならではです。

「更新をお願いします」と言われないか確認する

WordPressで作っているのに、更新は制作会社に依頼する形になっているサイトがあります。これでは利点が半減します。

依頼前に「公開後は自分で更新できますか」と聞いてみてください。答え方で、その制作者の姿勢が分かります。

保守の内容を具体的に聞く

「月額◯円で保守します」だけでは判断できません。何をしてくれるのかを確認してください。

更新作業の代行、バックアップ、不具合対応、簡単な修正。どこまで含まれるかは会社によって大きく違います。

この記事の情報について

本記事は2026年8月時点の情報をもとに執筆しています。各サービスの料金や仕様は変更される場合がありますので、契約前に公式サイトでご確認ください。

記載しているPV数や記事数は、当方が運営する防災メディア「防災ベーシック」の2026年8月時点の実績です。実際の成果は、業種、競合状況、更新頻度によって大きく変わります。同等の結果をお約束するものではありません。

なお、費用や所要時間の目安は、私がご相談を受ける中での一般的な水準です。依頼先や内容によって変動しますので、判断材料のひとつとしてお読みください。

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