この記事の要約
- ホームページ制作の期間は、LP1ページで約2週間、5ページ程度で約3〜4週間が目安です。
- ただしこれは原稿と写真が揃っている場合の話です。実際は、ここで止まることがほとんどです。
- 制作が遅れる原因の8割はお客様側にあります。制作者の作業が遅いわけではありません。
- もっとも多い停滞理由は原稿です。半年止まっている案件も実際にあります。
- オープン日が決まっているなら、逆算して2ヶ月前には相談してください。1ヶ月前では厳しいです。
- 補助金を使う場合は、相談から入金まで1年近くかかります。スケジュール感がまったく変わります。
- 急ぎたい場合は、ページ数を減らすのが最も効果的です。品質を落とす必要はありません。
結論:5ページで3〜4週間。ただし条件があります
「ホームページって、どのくらいでできますか」
よくいただくご質問です。目安からお答えします。
- LP1ページ……約2週間
- 5ページ程度のサイト……約3〜4週間
- 10〜20ページ……約2〜3ヶ月
- ECサイト……約2〜4ヶ月
ただし、これには重要な前提があります。原稿と写真が揃っている場合の期間です。
実際の現場では、この前提が満たされないことがほとんどです。そして制作が遅れる原因の8割は、お客様側の準備にあります。
これは責める意味ではありません。本業がある中で、原稿を書く時間を作るのは本当に大変だからです。私もそれを分かったうえで進行を組んでいます。
私は札幌でWEB制作をしている個人事業者です。この記事では、実際のスケジュールと、どこで止まりやすいかを具体的にお伝えします。読んでいただければ、現実的な計画が立てられるはずです。
制作の流れと、各工程にかかる期間
5ページ程度のサイトを例に、順を追って説明します。
1. お問い合わせ・ご相談(1〜3日)
フォームからご連絡いただき、返信するまでです。当方の場合、1営業日以内にご返信しています。
2. ヒアリング(1〜2時間、日程調整に3〜7日)
目的、対象、必要なページ、公開希望時期をうかがいます。ここが全体の質を決める工程です。
作業自体は1〜2時間ですが、日程調整に時間がかかることがあります。
3. お見積り・ご契約(3〜7日)
内容を整理してお見積りをお出しします。ご検討の時間も含めて1週間程度を見ておいてください。
社内で稟議が必要な場合は、さらに時間がかかります。
4. 構成の設計(3〜5日)
どのページに何を載せ、どういう順番で見せるかを決めます。
ここで「何を書くべきか」の指針が固まります。原稿を書くのが不安な方には、この段階で書く内容の骨子をお渡しします。
5. 原稿・写真のご準備(数日〜数ヶ月)
ここが最大の変動要因です。
早い方なら3日で揃います。しかし多くの場合、2〜4週間かかります。忙しい時期と重なると、数ヶ月止まることもあります。
この工程については、後で詳しく説明します。
6. デザイン制作(1〜2週間)
トップページから作ります。ご確認いただき、方向性が決まってから下層ページへ進みます。
トップページの確認が遅れると、その後がすべて遅れます。ここは優先して見ていただきたい工程です。
7. 実装(1〜2週間)
デザインを実際に動くサイトにします。スマートフォン表示の調整もここで行います。
8. ご確認・修正(3〜7日)
実際の画面をご覧いただき、修正します。
関係者が多いほど時間がかかります。社内で複数人の確認が必要な場合は、余裕を見てください。
9. 公開前の最終チェック(1日)
見落としがちですが、必ず必要な工程です。
スマートフォンでの表示確認、お問い合わせフォームのテスト送信、リンク切れの確認。この3点は公開前に必ず行ってください。
特にフォームは、実際にご自身のアドレスから送信して、メールが届くかを確かめてください。迷惑メールフォルダも含めて確認が必要です。
10. 公開・引き渡し(1〜2日)
公開作業を行い、管理画面の操作方法をご説明します。この場でご自身が更新できる状態にしてお渡しするのが基本です。
合計
準備が整っていれば3〜4週間。原稿の準備に時間がかかる場合、1〜3ヶ月とお考えください。
遅れる原因の8割は「原稿」です
ここが本題です。
制作が止まる理由を挙げると、圧倒的に多いのが原稿です。デザインもコーディングも終わっているのに、入れる文章がない。この状態で数ヶ月経つことがあります。
なぜ書けなくなるのか
1. 何を書けばいいか分からない。「サービス紹介をお願いします」と言われても、どこから手をつけるか迷います。
2. 完璧を目指してしまう。「もっと良い表現があるはず」と考えているうちに、手が止まります。
3. 本業が忙しい。締切のない作業は、どうしても後回しになります。
4. 誰が書くか決まっていない。社内で押し付け合いになるケースもあります。
対策1:期限を切る
「いつまでに」を決めてください。締切がない作業は永遠に終わりません。
私の場合、原稿の提出日を制作スケジュールに明記します。ここが動くと全体が動くことを、最初に共有します。
対策2:完璧を目指さない
箇条書きで構いません。それを整えるのが制作者の仕事です。
「うちのサービスの特徴」を3つ箇条書きにする。それだけでも、そこから文章は作れます。
対策3:話して録音する
書くのが苦手な方に有効です。
「お客様によく聞かれることは?」「他社と違うところは?」。こうした質問に口頭で答えて、それを録音する。話し言葉のほうが、生きた表現が出てきます。
私がヒアリングで長めに時間を取るのは、この理由もあります。会話の中に、そのまま使える言葉が出てくるからです。
対策4:原稿作成も依頼する
費用はかかりますが、確実です。半年止まるより、5万円払って1ヶ月で終わらせるほうが得という考え方もあります。
特にオープン日が決まっている場合は、迷わず依頼したほうがよいと思います。
写真の準備も見落とされがちです
原稿ほどではありませんが、ここでも止まります。
撮影が必要な場合
店舗、商品、スタッフの写真。撮影を手配する場合、日程調整に2〜3週間かかることがあります。
天候に左右される場合や、営業時間外に撮影する場合は、さらに調整が必要です。
自分で撮る場合
スマートフォンで構いません。ただし明るい時間に撮ってください。暗い写真は、加工しても限界があります。
フリー素材を使う場合
すぐ用意できますが、実在感が伝わりません。特に地域密着の商売では、実際の写真のほうが効果的です。
実際のスケジュール表の例
5ページのサイトを、4週間で公開する場合の進行表です。イメージを掴んでいただくために、具体的に書きます。
1週目
- 月曜……ヒアリング(1〜2時間)
- 火〜水……構成案の作成(制作者側)
- 木曜……構成案のご確認、原稿の骨子をお渡し
- 金〜日……原稿のご準備開始(お客様側)
2週目
- 月〜水……トップページのデザイン制作
- 木曜……デザイン案のご提示
- 金曜……デザインのご確認・ご返信(重要)
- この週末まで……原稿と写真のご提出
3週目
- 月〜火……下層ページのデザイン
- 水〜金……実装作業、原稿の流し込み
4週目
- 月曜……テストサイトをご確認いただく
- 火〜水……修正対応
- 木曜……最終確認
- 金曜……公開、操作方法のご説明
この表で分かること
お客様の作業が発生するのは、実は4回だけです。ヒアリング、構成確認、デザイン確認、最終確認。それに加えて原稿と写真の準備。
逆に言えば、この4回の返信が遅れると、そのまま納期が延びます。1回あたり3日遅れれば、合計12日延びる計算です。
私が最初にスケジュール表をお見せするのは、この構造を共有するためです。
期間別の進め方
「1ヶ月で公開したい」場合
可能ですが、条件があります。
- ページ数を3ページ程度に絞る
- 原稿と写真を事前に用意しておく
- 確認の返信を1〜2日以内に行う
- 決定権のある方が窓口になる
この4つが揃えば、1ヶ月での公開は現実的です。逆に、どれか欠けると厳しくなります。
特に見落とされやすいのが最後の項目です。担当者が持ち帰って上司に確認、という流れが1回入るだけで3〜5日失われます。1ヶ月という短い期間では、この往復が致命的になります。
「2週間で公開したい」場合
LP1ページなら可能です。ただし原稿と写真が完全に揃っていることが前提です。
複数ページのサイトを2週間で、というのは現実的ではありません。無理に進めても品質が落ちます。
「2ヶ月あれば安心」な理由
もっともおすすめできる期間です。
1ヶ月目で構成を固め、原稿と写真を準備する。2ヶ月目で制作と確認を進める。それぞれの工程に余白があるため、想定外の遅れを吸収できます。
原稿が1週間遅れても、写真の撮影が天候で延びても、全体のスケジュールは崩れません。この余白があるかどうかで、進行中の精神的な負担がまったく違います。
「3ヶ月かけてじっくり」の場合
もっとも良い進め方です。原稿を練り、写真を撮り、構成を検討する時間があります。
ただし長すぎると熱が冷めます。3ヶ月を超えると、途中で止まってしまう案件が増える印象があります。
オープン日が決まっている場合
2ヶ月前には相談を始めてください。
1ヶ月前だと、原稿の準備期間がほとんど取れません。焦って作ったサイトは、後で作り直すことになりがちです。
3ヶ月前なら余裕を持って進められます。早すぎることはありません。
補助金を使う場合のスケジュール
ここは特に注意が必要です。時間軸がまったく変わります。
全体の流れ
- 準備……GビズIDの取得に数週間
- 計画書作成……2〜4週間
- 商工会議所での書類発行……申請締切の11日前が期限
- 申請……締切日まで
- 審査……約2ヶ月
- 交付決定……採択後さらに数週間
- 制作……交付決定後に着手して3〜4週間
- 実績報告……公開後
- 入金……報告承認後、数ヶ月
合計すると相談から入金まで1年近くかかります。
この長さを知らずに進めると、資金計画が狂います。制作費は交付決定後に自己負担で支払い、補助金が戻るのはさらに数ヶ月先です。その間の資金繰りを見込んでおいてください。
絶対に守るべき順序
交付決定の前に発注してはいけません。決定前に契約した費用は補助対象外になります。
「採択されたから始めよう」ではありません。採択の後に届く交付決定通知の日付以降でなければなりません。
詳しくは補助金についての記事にまとめています。
急ぐなら補助金は使わない
「来月オープンなので急いでいます」という場合、補助金は使えません。スケジュールが合わないためです。
その場合は自己負担で先に作り、次の販促で補助金を使うほうが現実的です。
依頼先による期間の違い
誰に頼むかで、スケジュールの性質が変わります。
大手・中堅の制作会社
期間:2〜4ヶ月
工程が細かく分かれ、関わる人数も多くなります。そのぶん確認の回数が増え、期間は長くなります。
一方で、担当者が体調を崩しても組織として進行できるのは強みです。納期の確実性は高いと言えます。
フリーランス・個人事業主
期間:2週間〜1ヶ月
間に人が入らないため、判断が早く進みます。「この文言を直したい」と言えば、その日のうちに反映されることもあります。
ただし制作者が体調を崩すと止まります。また、同時に複数案件を抱えている場合、着手時期が後ろにずれることがあります。
依頼前に「いつから着手できますか」と聞いてください。「すぐできます」と言われても、実際の着手日を確認したほうが安全です。
クラウドソーシング
期間:1週間〜1ヶ月
作業範囲が狭いため、短期間で仕上がることが多いです。
ただし副業で受けている方の場合、本業が忙しくなると連絡が滞ることがあります。納期を明記して合意しておいてください。
自作の場合
期間:1〜3ヶ月
未経験の方が5ページのサイトを作ると、40〜80時間かかります。平日夜と週末だけで進めると、2〜3ヶ月が現実的です。
詳しくは自分で作れるかについての記事で解説しています。
期間を短縮する方法
品質を落とさずに早める方法をお伝えします。
1. ページ数を減らす
もっとも効果的です。10ページを5ページにすれば、単純に工程が減ります。
使われないページを作るより、必要なページを早く出すほうが価値があります。後から追加もできます。
2. 原稿を先に用意する
相談する前から書き始めてください。完成度は低くて構いません。
これだけで2〜4週間短縮できます。
3. 参考サイトを最初に共有する
「こんな雰囲気がいい」というURLを2〜3件示してください。デザインの方向性がすぐ決まり、やり直しが減ります。
4. 決定権のある人が窓口になる
担当者が持ち帰って上司に確認、という流れが入ると、都度3〜5日かかります。
可能なら決定できる方が直接やり取りしてください。これで大幅に短縮されます。
5. 確認は48時間以内に返す
デザイン確認や原稿確認の返信が遅れると、その日数がそのまま納期に加算されます。
制作側は他の案件も並行しているため、一度止まると再開までに時間がかかることもあります。
6. 完璧を求めすぎない
公開後も直せるのがWEBの利点です。80点で公開して、運用しながら100点に近づける。この考え方のほうが、結果的に早く成果が出ます。
業種別・準備にかかる時間の目安
業種によって、準備の負担が変わります。ご自身のケースに近いものを参考にしてください。
飲食店
準備期間の目安:2〜4週間
メニューと価格は既にあるはずなので、原稿の負担は軽めです。時間がかかるのは料理写真です。
撮影を手配する場合、料理を作る手間もあるため、営業への影響を考えた日程調整が必要です。閑散日を選ぶなど、早めに決めてください。
美容室・サロン
準備期間の目安:3〜5週間
スタッフ紹介と施術例の写真が必要です。お客様の写真を使う場合は許諾が要ります。この確認に時間がかかることがあります。
士業・コンサルタント
準備期間の目安:3〜6週間
原稿の量が多くなる業種です。対応業務の説明、料金体系、経歴。書くべきことが多いぶん、時間がかかります。
ただしご自身の専門分野なので、書き始めれば早いという傾向もあります。
製造業・BtoB
準備期間の目安:4〜8週間
設備一覧、加工事例、技術資料。情報の整理に時間がかかります。社内の複数部署から資料を集める必要がある場合、さらに延びます。
公開してよい情報かどうかの確認も必要です。早めに社内で合意を取ってください。
建設業・工務店
準備期間の目安:3〜6週間
施工事例の写真が中心です。過去の写真が整理されていれば早く、探すところからだと時間がかかります。
お施主様の許諾が必要な場合もあるので、確認しておいてください。
個人事業・小規模サービス業
準備期間の目安:1〜3週間
ページ数が少ないぶん、準備も軽くなります。1ページなら1週間程度で揃うこともあります。
よくある「想定外の遅れ」
スケジュールを狂わせる、見落とされがちな要因を挙げます。
1. ドメインとサーバーの契約に手間取る
初めての方だと、契約手続きだけで数日かかることがあります。本人確認書類の提出が必要な場合もあります。
対策:制作の相談と並行して、早めに契約を進めてください。
2. 既存サイトからの移行に時間がかかる
リニューアルの場合、旧サイトからの情報移行が発生します。ページ数が多いと、それだけで1〜2週間かかります。
3. ドメイン移管に時間がかかる
他社で管理しているドメインを移す場合、手続きに1〜2週間かかることがあります。前の制作会社との連絡が必要な場合、さらに延びます。
対策:現在のドメインが誰の名義で、どこで管理されているかを最初に確認してください。
4. 社内の確認に時間がかかる
「社長の確認を待っています」で2週間止まる、というのは実際にあります。
対策:確認が必要な方には、事前にスケジュールを共有しておいてください。「この週にデザインを見ていただきます」と伝えるだけで変わります。
5. 繁忙期と重なる
お客様側の繁忙期に制作が重なると、確認も原稿も進みません。
対策:閑散期に制作を進めるのが理想です。年間の忙しい時期を先に伝えてください。
6. 決済や振込のタイミング
着手金の入金を確認してから作業を始める制作者が多いです。振込のタイミングによって、着手が数日ずれることがあります。
逆に、時間をかけるべき工程
すべてを急ぐべきではありません。ここは時間を使ってください。
目的の設定
「誰に、何を伝えて、どう動いてもらうか」。ここが曖昧なまま進むと、後でやり直しになります。
1〜2時間の議論が、後の数週間を救います。
トップページのデザイン確認
ここで方向性が決まります。急いで承認すると、後から「やっぱり違う」となり、大きな手戻りが発生します。
原稿の中身
文章の質は成果を大きく左右します。急いで埋めた文章は、たいてい伝わりません。
原稿づくりを楽にする、具体的な方法
最大の停滞要因が原稿である以上、ここを軽くする方法をお伝えします。実際にお客様にお願いしている進め方です。
方法1:質問に答える形で書く
白紙に「サービス紹介」を書くのは難しいです。しかし質問に答えるだけなら書けます。
- どんなお客様が多いですか
- よく聞かれる質問は何ですか
- 他社と違う点は何ですか
- お客様に喜ばれたことは何ですか
- 逆に、お断りするのはどんな依頼ですか
この5つに答えるだけで、サイトの主要な文章はほぼ揃います。
方法2:既にある資料を集める
ゼロから書く必要はありません。手元にあるものを使ってください。
- 会社案内やパンフレット
- 営業で使っている資料
- お客様に送っているメールの定型文
- 過去に書いたブログやSNS投稿
- 見積書に添えている説明文
これらを渡していただければ、そこから構成できます。「使えるかどうか分からない」ものでも、まず出してください。
方法3:1日15分だけ書く
まとまった時間を取ろうとすると、いつまでも始まりません。
1日15分でも、2週間続ければ3時間半です。それだけあれば5ページ分の骨子は書けます。
方法4:完成を目指さず、材料を出す
「完成した文章」を求めると手が止まります。材料を出すだけでいいと考えてください。
箇条書き、メモ書き、話し言葉。整えるのは制作者の仕事です。
方法5:締切を人に宣言する
制作者に「来週金曜までに送ります」と伝えてください。他人との約束にすると、格段に進みます。
私も、原稿の提出予定日をうかがい、その日にご連絡するようにしています。催促ではなく、進行を止めないための仕組みです。
よくあるご質問
最短でどのくらいですか
LP1ページで、原稿と写真が完全に揃っていれば、1週間程度で対応できることもあります。
ただし通常は2週間を見ておいてください。確認と修正の時間が必要です。
途中で内容を変更したら、どのくらい延びますか
変更の内容によります。文言の修正なら数日、構成の変更なら1〜2週間延びると考えてください。
デザイン確定後の大幅な方向転換は、実質的なやり直しになります。方向性は早い段階で固めてください。
制作を止めた場合、再開できますか
できます。ただし間が空くほど再開に時間がかかります。
制作者側も内容を思い出す必要がありますし、他の案件が入っていれば順番待ちになります。3ヶ月以上空くと、実質的に仕切り直しです。
複数社に同時に依頼して、早いところを採用できますか
おすすめしません。制作者側は本気で取り組めませんし、費用も無駄になります。
比較したいなら相見積りの段階で3社にしてください。制作は1社に絞るべきです。
急ぎの場合、追加料金はかかりますか
制作者によります。特急料金を設定している場合もあります。
当方の場合、スケジュールに余裕があれば追加料金はいただきません。ただし他の案件との兼ね合いで、お受けできない時期もあります。早めにご相談ください。
公開後、どのくらいで問い合わせが来ますか
制作期間とは別の話ですが、重要なので書きます。
公開直後は、ほぼ来ません。検索から見つけてもらえるまで数ヶ月かかります。
早く反応が欲しい場合は、広告の併用、SNSでの告知、名刺への記載など、自分から知らせる動きが必要です。
納期が守られなかった場合、どうすればいいですか
まず原因を確認してください。お客様側の準備待ちなのか、制作者側の遅延なのかで対応が変わります。
制作者側の遅れであれば、新しい納期を書面で確認してください。理由の説明もなく遅れが続く場合は、契約内容を見直す必要があります。
こうしたトラブルを防ぐため、着手前に工程表を共有しておくことをおすすめします。どちらの責任かが明確になります。
公開日は自分で決められますか
決められます。制作が完了していれば、公開のタイミングは調整可能です。
オープン日に合わせたい、キャンペーン開始日に合わせたい、といったご要望にも対応できます。ただし公開直前の変更は避けてください。確認作業が慌ただしくなります。
先に一部だけ公開できますか
できます。トップページとお問い合わせページだけ先に公開し、残りを後から追加する方法です。
オープン日が迫っている場合に有効です。ただし「準備中」ばかりのサイトは印象が悪いので、最低限の情報は揃えてください。
繁忙期はいつですか
一般的に、年度末の1〜3月と、年末の11〜12月は混み合います。
この時期に公開したい場合は、さらに前倒しでご相談ください。補助金の締切前も混雑します。
まとめ
要点を整理します。
ホームページ制作の期間は、LP1ページで約2週間、5ページ程度で約3〜4週間が目安です。
ただし、次の点を押さえてください。
- 遅れる原因の8割は原稿です。ここを早く動かせば全体が早まります
- オープン日が決まっているなら2ヶ月前に相談してください。1ヶ月前では厳しいです
- 補助金を使う場合は1年近くかかります。急ぎの案件には使えません
- 急ぐならページ数を減らすのが最も効果的です
最後に、制作者としての本音を書きます。
納期が守れない案件のほとんどは、着手前の準備不足が原因です。作業速度の問題ではありません。
ですから私は、最初の打ち合わせで必ずスケジュール表をお見せします。「いつまでに何を用意していただく必要があるか」を先に共有するためです。
ここが曖昧なまま始めると、双方が「相手待ち」になり、気づけば数ヶ月経っています。これはお客様にとっても、私にとっても不幸です。
札幌でホームページ制作をご検討中で、スケジュールにご不安がある方は、お気軽にご相談ください。公開希望日から逆算して、現実的な進め方をご提案します。ご相談とお見積りは無料です。
公開後のスケジュールも考えておく
制作期間ばかりに目が行きがちですが、本番は公開後です。時間軸を書いておきます。
公開直後(1週間)
不具合の確認期間です。フォームの動作、スマホ表示、リンク切れ。この時期に見つかる問題は必ずあります。
あわせて、名刺やSNS、メール署名にURLを載せてください。最初の訪問者は既存の知り合いです。
公開後1〜3ヶ月
検索エンジンに認識され始める時期です。ただしまだアクセスはほとんどありません。ここで焦らないでください。
この時期にやるべきは、Google Search Consoleの登録と、Googleビジネスプロフィールへのサイト登録です。
公開後3〜6ヶ月
少しずつ検索からの流入が出てきます。どんな言葉で見られているかが分かってくる時期です。
ここで初めて改善の材料が揃います。データを見て、足りないページを追加していきます。
公開後6ヶ月〜1年
成果が数字で見え始めます。問い合わせ件数を評価するのは、この段階からです。
3ヶ月で「効果がない」と判断するのは早すぎます。SEOで結果が出るには時間が必要です。
急ぎたい場合
公開直後から反応が欲しいなら、広告の併用が現実的です。月1万〜5万円でも、早い段階で反応が見えます。
広告で今の売上を作りながら、検索からの流入を育てる。この2本立てが効率的です。
この記事の情報について
本記事は2026年8月時点の情報をもとに執筆しています。
記載の期間は、当方でご相談を受ける中での一般的な目安です。ページ数、機能、ご準備の状況、制作者の稼働状況によって変動します。具体的な納期は、依頼先に直接ご確認ください。
補助金のスケジュールは制度により異なります。申請前には必ず公式の公募要領をご確認ください。
なお「遅れる原因の8割はお客様側」という記述は、責任を転嫁する意図ではありません。制作者にとっては、その準備を支援することも仕事のうちだと考えています。構成案や質問リストをお渡しするのは、そのためです。どこで詰まりやすいかを事前に共有することで、双方が無理なく進められると考えています。
