ホームページのリニューアル|必要な5つの状態と、まだ早い場合の見分け方

この記事の要約

  • リニューアルの判断は見た目の古さではなく、スマートフォン対応と更新のしやすさで決めてください。
  • 費用の目安は20万〜80万円。新規制作とほぼ同額です。「作り直し」だからです。
  • 部分改修で足りることが、かなりあります。問い合わせが来ないだけなら、全面リニューアルは過剰です。
  • 最大の失敗は「デザインだけ新しくして、成果が変わらない」こと。原因を特定せずに作り直すと、これが起きます。
  • 着手前に必ず確認してください。ドメインの名義、サーバーの管理権限、記事データの引き継ぎ可否。
  • 補助金を使えば最大30万円の補助を受けられる場合があります。ただし着手前の申請が必要です。
目次

結論:見た目が古いことは、理由になりません

「サイトが古くなってきたので、そろそろリニューアルしたい」

よくいただくご相談です。ただ、「古く見えるから」だけでは、リニューアルする理由になりません。

見た目が多少古くても、必要な情報が載っていて、スマートフォンで問題なく読めて、問い合わせが来ているなら、そのサイトは仕事をしています。数十万円をかけて作り直す必要はありません。

私は札幌でホームページ制作をしている個人事業者です。制作する側なので、本来はリニューアルを勧めたほうが得です。それでも、必要のないリニューアルはお勧めしません。成果が出なければ、次のご相談はいただけないからです。

この記事では、リニューアルすべき場合と、そうでない場合を分けて書きます。

リニューアルを検討すべき5つの状態

1. スマートフォンで崩れている

これがいちばん明確な理由です。

いまホームページを見る人の多くは、スマートフォンからです。パソコン向けだけで作られたサイトは、文字が小さく、横にはみ出し、ボタンが押しにくくなっています。

スマートフォンでご自身のサイトを開いてみてください。指で拡大しないと読めないなら、作り直す価値があります。

2. 自分で更新できない

「お知らせを1本追加するのに、制作会社へ依頼して5,000円かかる」

この状態だと、更新が止まります。更新が止まったサイトは、営業時間の変更すら反映されません。間違った情報が載っているサイトは、ないほうがましなことさえあります。

WordPressなどで作り直せば、ご自身で更新できるようになります。

3. 制作会社と連絡が取れない

担当者が辞めた、会社がなくなった、返信が来ない。

これは実害が出ます。サーバーが止まっても、情報を直したくても、誰も動かせません。

この場合は、リニューアルというより管理を自分の手元に戻す作業が必要です。手順は制作会社の乗り換えの記事にまとめました。

4. 事業の内容が変わった

扱う商品が変わった。対象のお客様が変わった。店舗が増えた。

サイトの構造そのものが実態と合っていない状態です。部分的に直しても追いつきません。

5. セキュリティ上の問題がある

httpsになっていない(アドレスバーに「保護されていない通信」と出る)。WordPressのバージョンが何年も更新されていない。

放置すると、改ざんされることがあります。実際に起きています。この場合は、リニューアルか、最低でも更新作業が必要です。

逆に、リニューアルが不要な場合

「問い合わせが来ない」だけなら、まだ早い

ここが最も多い誤解です。

問い合わせが来ない原因は、3つの層のどれかにあります。

  • 見られていない……そもそもアクセスがない
  • 読まれていない……来ているが、すぐ離脱している
  • 行動されていない……読んでいるが、問い合わせに至らない

アクセスが月に30件しかないサイトを、いくら綺麗に作り直しても、問い合わせは増えません。直すべきは見た目ではなく、集客です。

原因の特定方法は問い合わせが来ない原因の記事に書きました。リニューアルの前に、まずここを読んでください。

写真と文章が古いだけなら、差し替えで足ります

「10年前の店内写真が載っている」「スタッフの人数が違う」

これは更新作業です。数万円で済みます。作り直す必要はありません。

費用の目安

正直に書きます。リニューアルは、新規制作とほぼ同じ金額がかかります。

「すでにサイトがあるから安くなる」と思われがちですが、そうはなりません。既存のデータをそのまま使えることは少なく、実質的には作り直しだからです。

  • 部分改修(スマートフォン対応のみ、一部ページの修正)……5万〜20万円
  • 小規模なリニューアル(5ページ前後、WordPress化)……20万〜50万円
  • 中規模のリニューアル(10ページ以上、構成から見直し)……50万〜150万円
  • 制作会社に依頼した場合……上記の2〜3倍になることがあります

金額の幅が大きいのは、ページ数と、原稿を誰が書くかで変わるためです。詳しい内訳は費用相場の記事にまとめています。

むしろ高くなる場合があります

次の場合、新規より費用がかさみます。

  • 記事が大量にある……URLの引き継ぎ設定が必要になります
  • 独自のシステムが入っている……予約機能、会員機能など
  • 元データが残っていない……画像や原稿を作り直すことになります

最大の失敗は「綺麗になっただけ」

リニューアルで最も多い失敗は、これです。

デザインは新しくなった。しかし、問い合わせの数は変わらなかった。

原因ははっきりしています。成果が出ていない理由を特定しないまま、作り直したからです。

見た目が古いことが原因なら、綺麗にすれば直ります。しかし、そもそも検索で見つけてもらえていないことが原因なら、綺麗にしても何も変わりません。

着手前に、数字を見てください

アクセス解析を入れていれば、次が分かります。

  • 月に何人が見ているか
  • どのページが見られているか
  • どこから来ているか(検索、SNS、直接)
  • すぐ離脱しているか、読まれているか

入れていない場合は、まず入れてください。無料です。1〜2ヶ月分のデータが取れてから判断しても、遅くありません。

そして、リニューアルの相談をする際には、この数字を制作者に見せてください。「何を直すべきか」の答えが、そこに出ています。

着手前に必ず確認する3点

ここを確認せずに進めると、途中で止まります。

1. ドメインの名義

いまのドメインが、誰の名義になっているか。

制作会社の名義になっていると、そのドメインを引き継げないことがあります。ドメインが変わると、それまでの検索順位を失います。

これは実際によく起きます。必ず先に確認してください。

2. サーバーの管理権限

サーバーの契約者は誰か。管理画面のIDとパスワードは手元にあるか。

ない場合、現在の制作会社に開示を依頼することになります。関係が良くない状態だと、ここで時間がかかります。

3. 記事とデータの引き継ぎ

ブログ記事が100本あるなら、それは資産です。引き継げるかどうかを、先に確認してください。

WordPressからWordPressなら、通常は引き継げます。独自のシステムで作られている場合、手作業になることがあり、費用が変わります。

また、URLが変わる場合は転送の設定が必要です。これを忘れると、それまでの検索順位が失われます。見積りに含まれているか確認してください。

補助金が使えることがあります

小規模事業者持続化補助金などを使うと、最大30万円程度の補助を受けられる場合があります。

ただし条件があります。いちばん重要なのは、申請して採択された後でなければ発注できないことです。先に作ってしまうと対象外になります。

リニューアルを考え始めた段階で、制度を確認してください。詳しくはホームページ制作の補助金の記事にまとめました。

依頼先による違い

同じリニューアルでも、どこに頼むかで金額と進み方が変わります。

大手・中堅の制作会社

費用の目安は100万〜500万円。ディレクター、デザイナー、コーダー、場合によってはライターが分業で担当します。

強いのは、規模の大きなサイトです。ページ数が数十を超える、複数部署の調整が必要、システムとの連携がある。こうした案件では、組織で動ける相手でなければ回りません。

弱点は、小規模な案件だと割高になることです。関わる人数が多いぶん、どうしても人件費が乗ります。5ページのサイトに、この体制は過剰です。

地域の小規模な制作会社

費用の目安は50万〜150万円。札幌にも多くあります。

対面で打ち合わせができ、地域の事情を分かっている点が強みです。会って話したい方には、いちばん向いています。

フリーランス・個人事業者

費用の目安は20万〜80万円。私もここに含まれます。

窓口から制作まで同じ人間が担当するため、伝言による誤りが起きません。金額も抑えられます。

弱点も書きます。体調を崩したときに代わりがいません。また、大規模な案件や、システム開発をともなう案件には向きません。

この点をどう考えるかは、制作会社の選び方の記事にまとめました。

サイト作成サービスで自分で作る

費用は月額数千円程度。ご自身で作る方法です。

費用は最も安く済みますが、時間がかかります。未経験の方が形にするまで、40〜80時間程度は見ておく必要があります。

時給に換算すると、依頼した場合と大差なくなることもあります。判断材料はホームページは自分で作れるかの記事に書きました。

リニューアルの進み方

実際の工程を、順番に書きます。5ページ程度で3〜5週間が目安です。

第1週:現状の確認と方針決め

ここでやることが、結果を大きく左右します。

  • いまのサイトの数字を見る……どのページが見られているか、どこから来ているか
  • 残すページと、なくすページを決める
  • リニューアルで何を変えたいのかを言葉にする
  • ドメイン、サーバー、データの状況を確認する

「何を変えたいか」を、見た目以外で言えるようにしてください。「問い合わせを増やしたい」「採用に使いたい」「自分で更新したい」。ここが定まっていないと、綺麗になっただけで終わります。

第2週:構成とデザインの提案

ページの構成案と、トップページのデザイン案が出てきます。

ここでの確認が、いちばん重要です。デザインが決まってからの変更は、工程を戻す作業になり、費用も期間も増えます。

そして、社内で最終的に判断する方に、この段階で見てもらってください。後から決裁者が登場すると、大きな差し戻しが起きます。

第3〜4週:制作

残りのページのデザインと、コーディングが進みます。

この期間、依頼した側の作業は原稿と写真の準備です。ここが遅れると、全体が止まります。

第5週:確認と公開

公開前に、次を確認してください。

  • ご自身のスマートフォンで、全ページを見る
  • 問い合わせフォームから、実際に送信してみる……届くかどうかの確認です
  • 電話番号を押して、発信できるか
  • 誤字、古い情報が残っていないか
  • 旧サイトのURLからの転送が設定されているか

フォームの送信テストは、必ずご自身で行ってください。届いていないまま数ヶ月経っていた、という例が実際にあります。

準備しておくと、早く安く進みます

制作が遅れる原因の8割は、原稿と写真です。ここを先に用意しておくと、期間も費用も抑えられます。

写真

次の写真があると、構成の自由度が上がります。

  • 外観と入口
  • 内観(できれば明るい時間に、複数の角度から)
  • 働いている様子
  • 代表者とスタッフ
  • 商品、施工例、実績

スマートフォンで撮ったもので構いません。ただし、明るい場所で、水平を意識して撮ってください。それだけで印象が変わります。

撮影を依頼すると3万〜10万円程度かかります。予算が限られるなら、ここは自分で撮って、その分を別に回すという判断もあります。

原稿

完成した文章でなくて構いません。箇条書きのメモで十分です。

  • 何をしている事業か
  • 他と違う点はどこか
  • お客様からよく聞かれること
  • 過去の実績、対応した事例
  • 料金の考え方

書けない場合は、取材して書き起こす形で対応できる制作者もいます。私もそうしています。ただし、その分の費用は乗ります。原稿の書き方はこちらの記事にまとめました。

参考にしたいサイト

3〜5件、URLを挙げてください。同業でなくて構いません。

「こういう雰囲気が好き」「この情報の並べ方が分かりやすい」。言葉で説明するより、実物を示したほうが正確に伝わります。

あわせて、「これは嫌だ」という例も挙げてください。好みより、避けたいものを共有するほうが、外しにくくなります。

よくある失敗と、その原因

失敗1:綺麗になったが、問い合わせが変わらない

最も多い失敗です。原因は、成果が出ていない理由を特定しないまま作り直したこと。

アクセスが月30件のサイトを綺麗にしても、月30件のままです。直すべきは集客であって、見た目ではありませんでした。

防ぐには、着手前にアクセス解析の数字を見ることです。

失敗2:検索順位が落ちた

リニューアル後に、それまで検索で来ていた人が来なくなる。これは実際に起きます。

原因は主に3つです。

  • URLが変わったのに、転送を設定していない
  • 文章量が大幅に減った……見た目を整える過程で、内容ごと削ってしまう
  • 公開時に、検索避けの設定が外されていない

3つ目は初歩的ですが、実際にあります。公開後に「検索に出ていますか」と確認してください。

失敗3:更新できないまま、また古くなる

リニューアルしたのに、また2年で古びる。自分で更新できる状態になっていなかったためです。

着手前に、こう伝えてください。「お知らせと、料金表は自分で更新できるようにしてください」。これだけで、作り方が変わります。

失敗4:制作会社に依存したまま終わる

ドメインもサーバーも制作会社の名義のまま。次に変えたくなったとき、動けなくなります。

リニューアルは、この状態を解消する良い機会です。ご自身の名義に切り替えてください。手順は制作会社の乗り換えの記事に書きました。

相談前のチェックリスト

そのまま使っていただいて構いません。埋まっていなくても相談はできますが、埋まっているほど話が早く進みます。

  • いまのサイトのURL
  • ドメインの名義(自社/制作会社/不明)
  • サーバーの契約者(自社/制作会社/不明)
  • WordPress管理画面に入れるか
  • アクセス解析を入れているか、月に何人来ているか
  • リニューアルで変えたいこと(見た目以外で)
  • 自分で更新したい部分はどこか
  • ページ数の想定
  • 写真と原稿を用意できるか
  • 予算の上限
  • 公開したい時期
  • 補助金を使う予定があるか

「予算の上限」を伝えることをためらう必要はありません。言わないと、範囲外の提案が出てきて、双方の時間を使うことになります。

業種ごとに、見直す場所が違います

同じリニューアルでも、業種によって手を入れるべき場所が変わります。

飲食店

優先すべきはメニューと料金、地図、営業時間です。凝ったデザインより、この3つが探しやすいかどうかで決まります。

ただし、飲食店の場合はGoogleビジネスプロフィールのほうが優先度が高いことが多いです。ホームページを作り直す前に、そちらを整えてください。判断はGoogleビジネスプロフィールの記事にまとめました。

工務店・リフォーム会社

施工事例がすべてです。事例が増えていく作りになっているかを確認してください。

1件ずつ「工事前・工事後・費用・工期・お客様の声」の形で追加できるようになっていれば、リニューアル後も資産が積み上がります。詳しくは工務店の記事に書きました。

士業事務所

見直すべきは「相談する前の不安」に答えているかです。

費用がいくらか、何を持っていけばいいか、いきなり契約になるのか。ここが書かれていないサイトが、いまだに多くあります。詳しくは士業の記事をご覧ください。

製造業・BtoB

採用の入口としての役割が大きくなっています。取引先だけでなく、応募を考えている人も見ています。

取扱製品、設備、対応できる加工の範囲。技術的な情報を具体的に書いているほど、問い合わせの質が上がります。

美容室・整体院・クリニック

料金と、担当する人の顔です。初めて行く店を選ぶとき、多くの人がここを見ています。

予約の導線も確認してください。スマートフォンで、3タップ以内に予約できるか。ここで離脱が起きています。

公開したら、終わりではありません

リニューアルの効果は、公開時点では分かりません。判断できるのは3ヶ月後です。

公開直後にやること

  • 問い合わせフォームの動作確認……自分で送って、届くか確認する
  • 検索避けの設定が外れているか確認する
  • Googleビジネスプロフィールのリンクを新しいURLに直す
  • 名刺、チラシ、SNSのプロフィールを確認する……古いURLが残っていないか

3ヶ月後に見る数字

  • アクセス数は、リニューアル前と比べてどうか
  • 問い合わせの件数は変わったか
  • どのページが見られているか
  • スマートフォンからの割合はどのくらいか

ここで数字が動いていなければ、原因は別のところにあります。サイトの外側、つまり集客の問題です。

その場合に取れる手は、記事を書いて検索から人を集める、広告を出す、Googleビジネスプロフィールを整える、といった対策になります。また作り直しても、同じ結果になります。

更新の習慣を作ってください

せっかく自分で更新できる形にしても、更新しなければ意味がありません。

月に1回、10分で構いません。お知らせを1本出す、写真を1枚差し替える。それだけで、動いているサイトに見えます。

更新されていないサイトは、営業しているかどうかを疑われます。最終更新が3年前のサイトは、実際にそう見られています。

相見積りの取り方

複数社から見積りを取ること自体は、まったく問題ありません。取る側としても、比べていただいたほうが納得して進められます。

ただし、取り方によっては比較になりません。

同じ条件を伝えてください

A社には「5ページ」、B社には「10ページくらい」と伝えると、金額は当然変わります。それは比較ではなく、ただの数字の並びです。

次を同じ内容で伝えてください。

  • ページ数と、それぞれの内容
  • 原稿と写真を、どちらが用意するか
  • 自分で更新したい範囲
  • 公開したい時期
  • 予算の上限

3社までにしてください

5社、6社と取ると、比べきれなくなります。打ち合わせの時間も、その分かかります。

2〜3社で十分です。相場から外れていないかを確認するには、その数で足ります。

金額だけで選ばないでください

いちばん安い見積りが、いちばん安く済むとは限りません。含まれている範囲が違うだけのことがあります。

比べるべきは次の点です。

  • 作業範囲……原稿は含まれるか。写真の加工は。公開作業は
  • 修正回数……何回まで含まれるか
  • 公開後の費用……保守はいくらか。更新を頼むといくらか
  • 納品されるもの……データを受け取れるか
  • ドメインとサーバーの名義

「一式」とだけ書かれた見積りは、比較できません。内訳を出してもらってください。出せない相手は、その時点で外して構いません。

断るときは、一言で足ります

「検討の結果、今回は他社にお願いすることにいたしました。ご対応いただきありがとうございました」

理由を詳しく説明する必要はありません。連絡をいただけるだけで、こちらとしては十分ありがたいです。

いちばん困るのは、連絡がないまま終わることです。数週間、待ち続けることになります。

よくあるご質問

いまのデザインを気に入っています。そのまま使えますか

技術的には可能ですが、著作権の扱いを確認してください。

契約書に「著作権は制作会社に帰属する」とある場合、同じデザインを他社が引き継いで使うことに問題が生じるおそれがあります。

実務では、構成や情報の並べ方を引き継ぎ、デザインは新しく作る形が一般的です。

ページ数は減らしてもいいですか

見られていないページは、減らして構いません。アクセス解析で確認してください。

ただし、検索から人が来ているページは残してください。数字を見ずに減らすと、順位を失います。

ブログ記事が100本あります。全部移せますか

WordPressからWordPressなら、通常は移せます。

ただし、URLの構造が変わる場合は、1本ずつ転送の設定が必要です。この作業が見積りに含まれているか、必ず確認してください。含まれていないと、後から追加費用になります。

公開後、しばらくアクセスが落ちました

一時的に落ちることは珍しくありません。検索エンジンが新しいページを評価し直すまで、数週間から2ヶ月ほどかかります。

ただし、3ヶ月経っても戻らない場合は、転送の設定や内容の削りすぎを疑ってください。

予算が足りません。分けて進められますか

できます。優先度の高いページから、段階的に進める方法があります。

たとえば、まずトップページと問い合わせページだけを作り直す。次の年度に下層ページを整える。この形でも、成果は出ます。

費用を抑える考え方は札幌で安く作る方法の記事にまとめました。

複数社に見積りを取っていることを、伝えるべきですか

伝えて構いません。むしろ、伝えたほうが誠実です。

それで態度が変わる相手なら、その時点で分かります。金額を無理に下げてくる相手も、避けたほうが安全です。根拠なく下がる金額は、どこかを削っています。

いまのサイトを作った人に、悪い気がします

お気持ちは分かりますが、事業の判断です。

数年経てば、必要なものは変わります。作った側も、それは分かっています。事務的に、丁寧に伝えれば、それで十分です。

リニューアルと、新しいサイトを別に作るのは、どちらがいいですか

目的が違うなら、別に作るという選択もあります。

たとえば、会社案内のサイトはそのままにして、採用専用のページを別に作る。特定の商品だけのランディングページを追加する。全部を作り直すより、安く済むことがあります。

ドメインは変えないほうがいいですか

変えないほうが有利です。これまでに積み上げた検索での評価を引き継げます。

やむを得ず変える場合は、旧ドメインから新ドメインへの転送を必ず設定してください。

リニューアル中、サイトは見られなくなりますか

通常はなりません。別の場所で新しいサイトを作り、完成後に切り替えます。

切り替え作業の数十分だけ、一時的に表示が不安定になることがあります。それ以外は、いまのサイトがそのまま動いています。

いまの制作会社に頼むべきですか

関係が良好で、対応に不満がないなら、そのほうが早く進みます。データも権限も、すでに向こうにあるからです。

連絡が取りにくい、金額に納得できない場合は、他社に相談して構いません。その際は、前述の3点を先に確認してください。

どのくらいの期間がかかりますか

5ページ程度で3〜5週間が目安です。新規制作とほぼ同じです。

ただし、遅れる原因の多くは原稿と写真の準備です。ここが揃っていれば、もっと早く進みます。詳しくは制作期間の記事をご覧ください。

何年ごとにリニューアルすべきですか

年数で決める必要はありません。

目安を挙げるなら5〜7年ですが、更新を続けていて、スマートフォンで問題なく見られているなら、10年でも構いません。年数ではなく、状態で判断してください。

まとめ

リニューアルすべきかどうかは、次で判断してください。

  • スマートフォンで崩れている……作り直す価値があります
  • 自分で更新できない……更新が止まったサイトは古びます
  • 制作会社と連絡が取れない……管理を手元に戻す必要があります
  • 事業の内容が変わった……構造から合っていません
  • httpsになっていない……セキュリティ上の問題です

逆に、「問い合わせが来ない」だけなら、まだ早いです。原因を特定してから決めてください。原因が集客にあるなら、作り直しても変わりません。

費用は20万〜80万円が目安で、新規制作とほぼ同額です。着手前には、ドメインの名義、サーバーの権限、データの引き継ぎを必ず確認してください。

Amane Worksでは、リニューアルのご相談も承っています。お話をうかがったうえで「まだ必要ありません」とお伝えすることもあります。ご相談とお見積りは無料です。お問い合わせはこちらからどうぞ。

この記事の情報について

この記事は2026年9月時点の内容です。費用は当方および一般的な相場にもとづく目安であり、案件の内容によって異なります。

補助金の制度は年度によって変更されます。申請にあたっては、必ず各制度の公募要領をご確認ください。

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